妻の不倫で離婚!夫側が子供の親権を獲得できる条件とは?
浮気した妻に子供を渡したくない!
妻の不倫が原因で離婚をする際に子供がいる場合、旦那がそう思うのは当たり前のことではないでしょうか。
そこで、どうしても妻に親権を譲りたくない場合、どのような方法があるか、まとめてみました。
父親が親権を得るのは難しい
まず、大前提として、覚えておいてください。
夫婦間の離婚と、子供の親権の問題は、まったく別の話です。
子供の親権は、「子供がどちらといた方がより幸せに暮らせるか」を重視して決められるのです。
日本では世の中の風潮として、いくら妻が浮気をしたとしても、子供が小さいうちは、母親の細やかな気配りによる子育てが必要だと言われています。
そのため、妻が不利な立場でも親権は妻側に、という話が多いのです。
夫側が子供の親権を獲得できる3つの条件とは?
それでも、妻のせいで離婚になったのに子供まで奪われるなんて、と思う方が大半でしょう。
下記に、父親が親権を獲得する際に重要な条件について、挙げてみましたので、よくチェックしてみてください。
浮気=子育てに無頓着になる、というわけではないため、離婚をした場合、どうしても母親に親権が渡りやすいです。
ですが、浮気に夢中になりすぎて育児を放棄する可能性があります。
悲しい話ですが、小さな子供を家に置き去りにしたという事件もありました。
そのため、妻側に育児放棄の可能性がある場合、夫に親権が渡る可能性が高くなります。
また、家に子供がいる時に行為に及んでいたなどは、子供への虐待とも取られるので、こういった場合も夫側に親権がいきます。
普段から育児に積極的に参加していたかどうかも重要です。
冷たいようですが、家庭を顧みず、仕事や趣味にばかり夢中になっていたようでは、親権を得るのは無理でしょう。
子供が生まれたときから、妻と同じぐらい育児に積極的に参加していたのであれば、たとえ父子家庭になってもしっかり子育てをしていくとみなされ、親権を得られることがあります。
例えば、父親が親権を取ることで引っ越さなければいけないという場合、子どもに大きな負担が掛かります。
というのも、子どもは離婚という現実でショックを受けている中で、転校もしなければならないからです。
出来ればこれまでと同じ家で同じ学校・幼稚園・保育園に通えること。これがアピールポイントのひとつになります。
妻が浮気したのであれば、妻がこれまで暮らしてきた家を出て行くパターンが多いため、生活環境を考えた場合は、父親側が有利になるかもしれません。
いくら子供と別れたくないからといって、妻と一緒に暮らしている子供を自分の家につれて帰ったり、妻に断りなく子供と遊びに出かけることは、誘拐したこととみなされる可能性があります。
そうなれば、今後2度と子供に会えなくなってしまうかもしれません。
これだけは絶対にやめましょう。
まとめ
夫側が子供の親権を獲得できる条件について、ご説明しました。
普段から、どれだけ子供と向き合って生活してきたか。この点が特に重要です。
子供は親のことを良く見ています。
子供にとって良い父親であったか、これからもそうあれるか。
今一度、自分に問いかけてみると良いかもしれません。
もし自信を持って、子供のことを第一に考えられると思うのであれば、胸を張って、しっかりと主張をしてください。
その際、妻の不倫の証拠をしっかり握っておくのも、お忘れなく。
その浮気の証拠内容によっては、親権獲得の手助けをしてくれるかもしれません。